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寡黙な男 ♡

やっぱり男は黙って…菊千代どす。
第18囘統一地方選挙が終わりました。世田谷区で脱原発の保坂展人さんが再選されたり、山本太郎ちゃんが応援に駆けつけた候補が大量に当選するなど、いいこともありましたが、相変わらず「何でこんなヤツが!」という結果も数々あり、悲喜こもごもの選挙結果でした (ー_ー;)
それにしても自民党は長年、国民を騙し続けてきた党ですから、ウソをつくのはお家芸そのものなのですが「選挙には必ず行く!」と公言する高齢者の方々は、年々年金が削られ、後期高齢者医療で、思いっきり自民党に踏みつけられても、やっぱり「自民党が大好き!」だったりします。
この辺は、アメリカにどんなにバカにされようが、利用されようが、売れない国債買わされ続けようが、シッポ振ってのこのこアメリカに馳せ参じる安倍シンゾーと、体質的に似ていますよね。多くの人間は、自分に似ている人が好きですから・・。好きな人にだったら、騙されても、踏みつけにされても、逆に「萌え~!」なのでしょうか?
高齢者だけでなく、若い人でも、その手の人間が圧倒的に多いのですから、自民党が反省しないのは当ったり前?社会保障費を削らなきゃならないから増税する!と言われようが、消費税増税が既成事実になろうが、中小企業の景気がどん底になろうが、未来あるはずの自分たちが非正規雇用ばかりで生活が成り立たなく、少子化も歯止めがかからなかろうが…悲惨な現状に全く関係なく、安倍政権はのうのうと生き延びています。
自民党のセンセ方は、国民の生活など、どうなろうとまるで眼中にないらしいし…それにしてもヤツらは「この国をいったいどうしようっていうんだ!」そんな話で怒りまくって行き詰まっていたとき、ガラリと雰囲気を変える話題になりました。そう、飲み屋での会話はコロコロ話題が変わり、みんなノリがいいのが楽しいのです (⌒▽⌒)/
で、どんな話題になったかというと「いいオトコの話!」安倍政権のおっさんは、みんなクズ!でウザいおっさんば~っかだけど「そんな日本にだっていいオトコはいるよね~」ということで、どんな男が魅力的か?そんな話になりました。たまたま「高倉健が好きでたまらない!」という男子が二人いました。彼らは健さんが大好きとは言っても「gayではないよ ♪」と念押し。菊千代周辺の同世代男子には「健さん大好き!」というのが少なくありません。寡黙で憂いに満ちた表情をする健さんは、いかにもストイックで、不器用そうで(役者としても不器用ですが)、オトコにはとりわけ厳しい菊千代にとっても「胸キュン男子No1の存在でした」。今でも (=_=;)
会話のセンスが無いクセに口数が多く、アタマが軽く、テンションの高い男は、ゼッタイに“アカン!”です。そんなこんなで、いつの間にか昨年の11月に相次いでなくなった、高倉健さんと菅原文太さんの話になりました。二人は、似ているようですが、かなりタイプの違う役者でした。けど、二人とも、世間に背を向けて生きる「無法者」を演じた時のストイックな雰囲気は、他の誰にも真似のできない魅力がありました。
菊千代の学生時代、男子たちは健さんの映画をよく観ていて、時々、お付き合いで映画館に足を運んだものでした。健さんが「死んでもらいます!」などとポーズを決めると男子たちは「いよ~っ健さん!」と声をかけ、颯爽と歩く姿には万来の拍手が起こったものでした。映画が終わって、映画館を出るとき、男子たちが健さんになりきっていて、肩で風を切って歩いていた姿が、今思えば超アホっぽくて可愛かった♪
「単純で、強がりで、素直!」この3要素を揃えている男子ってステキです (^-^)/ 菊千代は、躾の行き届いた性格の良い大型犬のような男子!が、タイプです ♪ もしくは、プーチン閣下のような、圧倒的知性を有し、こよなく芸術を愛し、揺るぎない胆力がある方!が、超理想ではあるのですが…。プーチン閣下は、百年に一人生まれるかどうか?というくらい、ありえない存在!それなのに「笑顔がチャーミング 」なのですから、もう、クラクラしちゃいます ლ(╹◡╹ლ
そうそう、健さん、文太さんの話に戻りますが、映画評論家だったか忘れましたが、この二人について書いていた印象的な文章があります。それは「二人はもっぱら前科者のヤクザの役を得意としていた。もっともその雰囲気は対照的であった。高倉健はヒーローであり、菅原文太はアンチ・ヒーローだった。この二人に共通しているものとは何だろうか。それは女性に対する徹底したストイックさである。そこには女性が入り込む隙間は存在しない。その代償として彼らは、男どうしの『堅い絆』を獲得する。しかし、この関係はホモセクシュアリティとは峻別される。厳密にいうならば、ホモソーシャリティ、つまり同性社会性と呼ぶべき性格のものだろう。彼らは女性を遠ざけ忌避するとともに、肉体的な繋がりを前提とする同性愛者をも嫌悪する。多くを語らなくともいい。目を合わせた瞬間に了解できる兄弟性こそが、彼らの行動の原理なのだ」・・女性が入り込む予知のない「固い絆」「兄弟性」。かなり文学的な表現で、心惹かれる言葉ではあります。
ワクワクさせる表現ではありますが、それって「カッコいいオトコだから許せるのであって、そこら辺のおっさんには、ゼッタイ似合わない世界だよね~!」と、言うヤツがいて、カンタンに結論が出てしまいました。健さん、文太さんのようなカッコいい男は、もちろん魅力的ですが、菊千代が、うっとり見とれてしまうのは「宝塚の男役 ♪」です。凛々しく、美しく、ストイックで、清潔!現実の男には望むべくもない、ため息の出るような姿には、いつも圧倒されてしまい、宝塚の舞台を見たあとは、現実に戻るのがやや辛いです。何だか今日は(いつもですが)支離滅裂な菊千代ワールドになってしまいました。
ほな、さいなら m( _ _ )m
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仕える喜び♪

身を捨てて仕える幸せって…菊千代どす。
中村小山三さんが亡くなりました・・94歳でした。このブログは、3年前の12月に書いたものですが、小山三さんを偲んで、再度 UPいたします。以下、当時の原文のままです…。 
亡くなった「十八代目・中村勘三郎」の追悼番組をみました。類まれなる才能を持った素晴らしい役者さんだったことは、誰もが認めることと思いますし、菊千代も異論はありません。勘三郎さんについては、多くの専門家や有名な方が書いているので、たいした「通」というわけでもない菊千代は、発言を控えさせていただきます。
その番組の中で、再々登場していた役者さんたちの中に、一際目を引いた方がおられました。中村小山三さんという方です。先々代の中村勘三郎さんの若い頃に「門弟」として中村家に入門し、ほぼ一生を中村家に捧げたといってもいい存在です。小山三さんは勘三郎さん逝去の報に、辺りかまわぬ号泣で、どれだけ勘三郎さんを愛していたかが、ひしひしと伝わり、胸が締め付けられるような辛い姿でした。
猿之助の市川家は例外として、ほとんどの歌舞伎俳優は血縁、跡継ぎなどで続いてきました。小山三さんは、先日他界された先代のお父さんに弟子入りした、一般家庭出身の方で、ずっと住み込みで中村家を支えてきたといいます。十七代目を見送り今度は、赤ちゃんの頃から面倒をみた、十八代目を見送った後現役のまま、俳優さんと番頭さんを兼ねているとのことです。
今年92歳となる小山三さんは、女形として、脇役をこなしながら、雑用その他子息の養育係をはじめ、芸の上での決まりごとから役者としての「よろず承り」を指導する役割を担っておられるようです。名跡たる当主は、芝居の事、芸のことしか頭にありませんから、小山三さんのような方は歌舞伎の世界では肉親的な存在です。番組で「平成中村座のお披露目」と言う場面が出て来ました。
江戸時代、市村座と並んで、人気の歌舞伎座の1つでもあった中村座の座元は現在の「中村屋」だったそうです。お披露目の口上で十八代目と小山三さんが並んで一緒に口上を述べるシーンがありました。こういうことって、通常では「あり得な~い!」んだそうですよ。
その口上の勘三郎さんとのツーショット写真を見つめながら、小山三さんが泣き崩れている様子が、また泣かせました(T_T)
先代の勘三郎さんがまだ元気な頃、当時の勘九郎を厳しく躾ているシーンもありました。菊千代世代なら、誰でもよく知っているなつかしい「勘九郎ちゃん」の姿がそこにはありました。門弟という立場は主役が張れる立場ではありません。いわば映画界で言う「大部屋俳優」のような立ち位置だといいます。歌舞伎界では、父親と同期以上の立場の俳優さんを「おじさま」と呼びます。
同等くらいで、年や芸歴が上の俳優さんは「兄さん」だとか。「歌舞伎通!」を自認する友人が、あれこれ教えてくれます。「通」の人と歌舞伎に行くと、いろいろ勉強にはなりますが、「そのくらいの事、知ってるも~ん!」ってことでも、話してくれるのがウザイことも…。
小山三さん「気を落とさずに…」といっても無理でしょうがこれからも、中村屋を盛り立てていただきたいです。あなたはまさに、歌舞伎界の「生き字引」なのですから。がんばって!小山三さんをみていて菊千代は、あのカズオ・イシグロの小説「日の名残り」の中に登場する老執事を思い出しました。イメージが重なりません?英国の名門家に一生を捧げ仕えることに、人生の最大の喜びを見出してきたその半生を!それにしても自分の人生を捧げても「構わない、悔いない!」ほどの人間に出会えることの幸せ♪
スゴいことだと思います。菊千代は残念ながら、まだ、そういう幸せに出会ってはいません (T_T) ていうか、もともと、そんな殊勝なタマでないことは、自分でも、解っていますけど…
ほな、さいなら (´;Д;`)
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